建設業とはどんな仕事があるのか?10分で種類や特徴を解説


こんにちは

千葉県船橋市を中心に給排水設備工事や土木工事などを手掛けております古橋工業株式会社です。

ブログにご訪問いただきありがとうございます。


「建設業」を一言でいえば、建物やインフラ(道路・橋・ダムなど)を「つくる」「直す」「維持する」仕事のことです。

蛇口をひねれば水が出る、道路を車が走れる、安心して家で眠れる。これらすべてが建設業の仕事によって成り立っています。

建設業といってもどのような仕事があるのかご存知でしょうか。今回は建設業の仕事の種類とこの仕事の特徴をご紹介します。


 目次

   1.建設業の仕事の種類

       ■一式工事業(2業種)

       ■専門工事業(27業種)

           ① 骨組み・土台を作る(構造系)

  ② 屋根・外装・内装(仕上げ系)

  ③ 電気・水・空気(設備系)

  ④ 道路・地面(土木・環境系)

  ⑤ 特殊技術(その他)


   2.この仕事の「魅力」と「大変なところ」

       ■魅力

       ■大変なところ

       ■現場で働く皆さんの「心に刺さる瞬間」


   3.まとめ




1.建設業の仕事の種類

建設業には多くの種類があり、国土交通省で定められた「建設業法」で29業種に分けられており、大きく分けると、「一式工事業(2業種)」「専門工事業(27業種)」の2グループに分類されます。


■ 一式工事業(2業種)

大規模な工事を、企画・設計・管理まで丸ごと請け負う業種です。いわゆるゼネコンや工務店がこれに該当します。


• 土木一式工事業

ダム、トンネル、橋、道路などの大規模なインフラ工事を総合的にマネジメントします。


• 建築一式工事業

ビル、マンション、戸建て住宅などの建物をゼロから完成まで総合的にマネジメントします。


■ 専門工事業(27業種)

特定の技術に特化したプロフェッショナルたちです。一式工事の下請けとして入ることもあれば、直接依頼を受けることもあります。

分かりやすく5つのグループに分けて紹介します。


① 骨組み・土台を作る(構造系)

建物の形を作り、強度を支える最もダイナミックな業種です。

• 大工工事業: 木材の加工・組み立て(住宅の骨組みなど)

• 左官工事業: 壁や床にコテで砂漆喰やセメントを塗る

• とび・土工工事業: 足場設置、土を掘る作業、コンクリート打設(現場の何でも屋)

• 石工事業: 石材の据え付け、石引き

• 鋼構造物工事業: 鉄骨の組み立て(大規模ビルの骨組みなど)

• 鉄筋工事業: 建物の骨となる棒鋼などの鉄筋を加工・配置する

• 解体工事業: 建物や工作物を取り壊す


② 屋根・外装・内装(仕上げ系)

建物の見た目を整え、雨風から守る業種です。

• 屋根工事業: 瓦、スレート、金属板などで屋根を葺く

• タイル・れんが・ブロック工事業: タイル貼り、レンガ積み、コンクリートブロック積み

• 板金工事業: 金属薄板を加工して取り付ける

• ガラス工事業: ガラスの取り付け

• 塗装工事業: ペンキや吹付で外壁や屋根を仕上げる

• 防水工事業: アスファルトやシートで屋上やベランダなどの雨漏りを防ぐ

• 内装仕上工事業: 壁紙(クロス)、床シート、天井の仕上げ

• 建具工事業: ドア、サッシ、シャッターの取り付け


③ 電気・水・空気(設備系)

建物に「水・電気・空気」を通す、生活に欠かせない業種です。

• 電気工事業: 配線、照明、発電設備工事

• 管(かん)工事業: 冷暖房、空調、給排水、ガス管の配管

• 電気通信工事業: 有線・無線通信、放送設備、インターネット網

• 消防施設工事業: スプリンクラー、火災報知機

• 水道施設工事業: 取水・浄水・配水などの施設建設


④ 道路・地面(土木・環境系)

建物以外のインフラを整備する業種です。

• 舗装工事業: 道路のアスファルトやコンクリート舗装

• しゅんせつ工事業: 港湾や河川の底の土砂を取り除く

• 造園工事業: 公園、緑地の造成、植栽

• さく井(さくせい)工事業: 井戸を掘る、観測井の作成


⑤ 特殊技術(その他)

• 機械器具設置工事業: プラントや大型機械の組み立て(非常に範囲が広い)

• 熱絶縁工事業: タンクや配管の保温・保冷

• 清掃施設工事業: ごみ処理施設やし尿処理施設の建設



もともとは28種類(一式2+専門26)でしたが、2016年に「とび・土工」から「解体工事業」が独立して、現在の合計29種類(一式2+専門27)になりました。



2.この仕事の「魅力」と「大変なところ」

正直に言って、楽な仕事ではありませんが、他にはないやりがいがあります。


■ 魅力

地図に残る達成感

数十年後も自分が関わった建物が残り、「これは俺(私)が作ったんだ」と次世代に自慢できます。また、多くの職人や会社が協力してチームで進めるため、完成したときの達成感が大きいのも魅力です。


収入アップが比較的明確

技術・資格・経験で給与が上がりやすい傾向があります。特に、施工管理技士、電気工事士、建築士 などの資格は強いです。独立して会社を作る人も多い業界です。


手に職がつく

一度身につけた技術は、全国どこへ行っても重宝されます。人手不足だからこそ、やる気のある若手が早い段階で責任ある仕事を任され、急成長できる環境があります。


■ 大変なところ

体力勝負

夏は暑く、冬は寒い屋外での作業が中心。


朝が早い

現場の朝礼は8時スタートが多く、早起きが必要。


責任感

ミスが大きな事故につながるため、常に緊張感を持って取り組む必要がある。


■ 現場で働く皆さんの「心に刺さる瞬間」✨

✨ 足場が外れて、建物の全貌が見えた瞬間

✨ 引き渡し後、建物に明かりが灯っているのを見たとき。

✨ 難解な図面通りに、ピタリと収まりがついた時

✨ 難しい納まり(部材の接合)が完璧に決まったとき。

✨ 近所の人や施主に「ありがとう、とてもきれいになったね」と言われた時




苦労が多い分、それを上回る「圧倒的な手応え」があるのがこの業界のズルいところ(笑)ではないでしょうか。「大変」の裏側にあるこの「やりがい」があるからこそ、身体は疲れても心は充実している…そんなプロフェッショナルな姿は本当にかっこいいものです。



3.まとめ

今回は「建設業」という仕事の種類と特徴についてご紹介しました。大変な部分も多いイメージの職種だと思います。「大変」とは、文字通り「大きく変わる」と書きます。現場が大きく変わる瞬間。景色が、地図が、誰かの生活が大きく変わる瞬間。その変化のど真ん中にいられることこそが、この仕事の最大の報酬ではないでしょうか。




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